1級・2級建築施工管理技士について

建設業界には沢山の国家資格が存在しますが、当社の現場監督さん達に

必要な資格に「1級・2級建築施工管理技士」があります。

そもそも施工管理技士って何??と思うところではあると思います。

「施工管理技士」とは、建設業法で定められた国家試験で、

建設現場において施工計画書の作成、安全の遵守、第三者との調整などを行う

「現場のエキスパート」として活躍する為に必要な資格です。

取得した級等(1・2級)や種別(建築・土木・電気など)に応じ、

現場に設置が求められる技術者要件として必要であり、

1級と2級とでは現場管理を任せられる工事金額に違いがあります。

1級建築施工管理技士は「監理技術者」となる事が出来、

 

元請業者として受注する工事で「建築一式工事で下請け工事金額の合計が7000万円以上の工事」

では監理技術者が必要とされる為、「1級建築施工管理技士」の資格が必要となります。

簡単な話をすると「金額の大きなより高度な技術・知識を必要とされる工事」を担当する

事が出来るという事です。

 

 元請業者として受注する工事では「建築一式工事で下請け工事金額の合計が7000万円未満の工事」

に関しても主任技術者が必要となります。

 主任技術者は現場を管理する上で必ず必要です。

主任技術者になる為には「10年以上の実務経験」もしくは「2級施工管理技士」の取得が

必要となります。(厳密に言うと他にもあるが割愛)

 

 簡単に言うと「工事を任せられる信頼の証」の様な物です。

1級は2級以上に大きな現場を任せる事が出来ます。

 1級は扱う金額が多い為、扱う工種も増える傾向があります。

その為、より広く深い知識を必要とするわけです。

 

当社は 現在 工事監理者 8名中(資格重複含む)

建築部 一級建築士 1名
二級建築士 4名
一級建築施工管理技士 4名
土木部 一級土木施工管理技士 5名
二級土木施工管理技士 3名
不動産部 宅地建物取引士 3名
経理部 一級建設業経理士 2名
二級建設業経理士 2名

上記の資格保有となります。

 

規模の大きな仕事というものは「やりがい」にも直結します。

もちろん給料などの査定にも関係してきます。

みなさんも現場管理をされる方は施工管理技士を目指してみては

いかがでしょうか。

 

勉強の必勝法などは次回のブログに書きますねーーー!!

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