地盤調査
今日はK宅の地盤調査に行ってきました。
当社は公共建築物以外にも注文住宅も行っています。
今回は液状化対策を考慮する地質調査の為「標準貫入試験」を行っています。
いわゆる「ボーリング」と言われる方法です。
1.柔らかい地層なのか、硬い地層なのか
柔らかい地層の上に建物が載っていても家が不同沈下を起こす危険性があります。
沈下が始まると住宅が傾いたり、それにより窓が開かなくなったり、傾き具合によっては健康被害もあります。
2.どこに液状化を起こす地層があるのか
液状化現象とは、砂層の「水と砂」が地震の揺れにより分離してしまい、水が噴き出し、不同沈下に繋がります。
3.どのような地層の構成になっているのか
「どの深さに、どんな地層があるのか」が分からないと建築物の杭の選定をする事ができません。
その為にボーリング調査でサンプルを採取します。
上記で得た結果を「設計」に生かしていくわけですね。
採取したサンプルは標本にして残しておきます。
明日までボーリング調査は続きます。
何か15時くらいに大雨降ってきたけど…。