床がフワフワする話。
今日は、以前お客様からキッチンの床がフワフワする…という事でのご相談があったので修繕工事に行ってきました。
築35年以上の家で「床がフワフワするのでシロアリも心配…」「部屋が寒い」という事でしたので「床の張替えと断熱材の施工」の提案していました。
築35年くらいのお宅だと床のフローリングが1重張り（下地の上に直接フローリング合板を張る）が主流でした。
「フローリング合板」は皆さんが良く知る「ベニヤ」と一緒で 薄くスライスした木を「垂直方向に互い違いに接着剤で張っていき」強度をだしています。
年月が経ち、床を頻繁に踏む箇所に関してはこの接着剤があまり効かなくなってきます。
そして薄くスライスした木が1枚1枚バラバラ状態になり、踏むとフワフワした感じになるんです。
最近の住宅では「2重張り」などが主流となっているので「経年劣化による床の違和感」は少ないと思います。
もちろん床下のシロアリの可能性も考えられるので床を解体した時に確認はします。本日のお宅は無事シロアリの被害はありませんでした。
今までシロアリ被害のお宅をたくさん見てきましたが、やはりシロアリは「ジメジメした所」が大好きで、土台や柱が「土」に接していたりするとそこから侵入して木材を食べてしまします。
酷い時は2階の梁まで登って行く事もあります。シロアリ被害は非常に怖いので「異変に気が付いた時」以外でも10年に1回くらいは点検してもらったほうがいいです。
新しい家でもシロアリ被害はありますよ。
本日はフワフワだったフローリング合板を撤去して、断熱材までいれて作業終了です。
って事で今日はキッチンは使用できません。申し訳ありません。<(_ _)>
当社は 住宅のリフォームも行っています。気軽にお声がけください。
