石綿含有建材調査者講習

3月14日から二日間、石綿含有建材調査者講習に行ってまいりました。

みなさんアスベストに関しては耳にした事があると思います。
簡単に言うと「発がん性」のある目に見えない大きさの鉱物です。
目に見えないのが非常に問題であります(感覚として危険意識が薄らいでしまう)

昔の建材には「アスベスト」が入っている物が多く、アスベストの取り扱いについて年々厳格になっていきます。
令和4年度の4月からは多少の縛りはあるものの、「ほぼすべての改修・解体工事」に関して、
使用されている建築材料などをデータベースを元に照会して調べ、届出を提出する事が義務付けられます。

「大気汚染防止法」による定めですが、
1.「解体・改修作業をしている作業員のばく露」
2.「改修中・改修後に建築物を使用する者のばく露」
3.「解体・改修作業中に飛散する事による第三者へのばく露」
などを防ぐ事から石綿の取り扱いについては厳格となっています。

今回2日間にわたり講習を受けてきました。最後に90分のテストがあると聞いて
真剣に取り組んでいる様子が画像の「付箋の量」でわかると思います(笑)

今回講習を受けて思ったのが、発注者さん側にも理解・協力をしていただく事も重要だという事です。

建設業だけではありませんが、仕事をしていく上で知識を日々アップデートして行く事は非常に
重要だという事です。

当社では今年中に2名の受講を考えています。

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大栄建設株式会社